2014年12月22日 (仮訳)Tricholoma mongolicumに対する新属Leucocalocybeの提唱 Yu, X-D., Deng, H. & Yao, Y-J., 2011. Leucocalocybe, a new genus for Tricholoma mongolicum (Agaricales, Basidiomycota). African Journal of Microbiology. …. Available at: http://www.academicjournals.org/journal/AJMR/article-full-text-pdf/8CEB70827894 [Accessed December 20, 2014]. 【R3-01389】2014/12/22投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 形態学的検討および分子系統解析の結果に基づき、華北およびモンゴルに産するTricholoma mongolicumを新属Leucocalocybeに移す措置をとった。 本属は子実体がキシメジ型、柄が短くて太く、胞子紋が白色で、担子胞子に微細なトゲ状突起を有することなどで特徴づけられた。 本属はトリコロマトイド・クレードにおいて独立の系統を形成した。 (新組み合わせ) Leucocalocybe mongolica (Imai) X.D. Yu & Y.J. Yao モウコシメジ 旧名:Tricholoma mongolicum S. Imai 【よく似た種との区別】 Lepista irina LSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり柄が細い 本種より担子胞子のサイズが小さい LSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Calocybe spp. 本種と異なり担子器に酢酸カーミン染色性顆粒を含む LSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される