(仮訳)ブラジル南部、大西洋岸森林産のLimacella ochraceolutea
Ferreira, AJ., Wartchow, F. & Cortez, VG., 2013. Limacella ochraceolutea (Agaricomycetes) in the Atlantic Forest of Southern Brazil. Field Mycology. Available at: http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1468164113000108 [Accessed September 24, 2015].
【R3-02225】2015/09/25投稿

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3行まとめ

Limacella Ochraceoluteaをブラジル南部、パラナ州の大西洋岸森林から報告した。
本種は従来、イングランド、オーストリアなどヨーロッパ諸国で知られており、稀産種とされてきた。
本種は傘が帯黄色で傘と柄に強い粘性を有し、同属他種とは傘の色や担子胞子のサイズなどで区別された。

(ブラジル新産種)

Limacella ochraceolutea P.D. Orton
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【よく似た種との区別】
Limacella illinita(シロヌメリカラカサタケ)
形態的に類似している(変種の関係にあると考えられたことがある)
本種と異なり傘が帯黄色~帯褐色ではなく常に類白色
Limacella taiwanensis
本種と異なり傘中央部が帯褐色ではなく帯黒褐色
本種ほど柄の粘性が強くない
本種と異なり柄の基部が類球形
本種より担子胞子のサイズが小さい
本種より担子胞子のQ値が小さい
Limacella glischra
ブラジルに分布する
柄に強い粘性を有する
担子胞子が類球形~広楕円形
本種と異なり傘が帯黄色~帯褐色ではなく帯赤褐色~褐色
本種と異なり柄が淡い帯黄褐色でのちに基部にかけて淡橙色なのではなく類白色
本種より担子胞子が短い
本種より担子胞子のQ値が小さい