2019年1月31日 (仮訳)中国産のリティズマ科の新種、Lophodermium wuzhishanense Lu, D-D. et al., 2016. Lophodermium wuzhishanense, a new species of Rhytismataceae from China. Mycosystema. Available at: http://manu40.magtech.com.cn/Jwxb/CN/abstract/abstract3274.shtml [Accessed January 31, 2019] 【R3-05908】2019/1/31投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 中国海南省においてPhoebe tavoyanaの枯れ葉に生じた菌を検討し、Lophodermium wuzhishanenseとして新種記載した。 本種は葉に漂白斑および帯線を形成し、子嚢果および分生子果を生じた。 本種の単胞子分離およびDNA抽出には失敗したが、類似種とは形態的に異なっていた。 中国海南省五指山景区 (新種) Lophodermium wuzhishanense D.D. Lu, S.J. Wang & Y.R. Lin 語源…五指山産の 【よく似た種との区別】 Lophodermium agathidis 帯線の形態が類似している 子嚢果のサイズが類似している 子嚢果の形状が類似している 子嚢果の開口様式が類似している 分生子果のサイズが類似している 分生子果の形状が類似している 本種と異なり広範な分布が知られている 本種と異なり宿主が多数知られている 本種と異なり子嚢果が表皮下に生じる 本種より子実下層の幅が狭い 本種と異なり子実下層が多角菌糸組織からなる 本種より子嚢のサイズが大きい 本種と異なり側糸が分枝しないか時に頂部が二叉分岐する 本種より”covering stroma”が頂部付近でずっと厚い Lophodermium lanceolatum 本種より子嚢果の幅が広い 本種と異なり”covering stroma”の外層が強く炭化する 本種と異なり子実下層が不規則な細胞および並列する菌糸からなる 本種より子嚢のサイズが大きい 本種より子嚢胞子が短い 本種より側糸の幅が狭い 本種より”covering stroma”が頂部付近で厚い 本種と異なり”covering stroma”の唇細胞が黄褐色または淡灰褐色ではなく無色 本種と異なり”covering stroma”と”basal stroma”の連結部が淡灰褐色薄壁の細胞からなる Lophodermium rufum 本種と異なり分生子果が知られていない 本種と異なり子嚢果がクチクラ層の下に生じる 本種より子嚢果が短い 本種より子嚢の幅が広い 本種より子嚢胞子が短い 本種より側糸のサイズが大きい 本種と異なり”covering stroma”が多角形および翼状の細胞からなる 本種と異なり”basal stroma”が多角形および翼状の細胞からなる 本種と異なり”covering stroma”と”basal stroma”の隣接部が無色長方形薄壁の細胞からなる