(仮訳)ケニア産の食用きのこの新種、Macrolepiota aberdarense
Mbaluto, C. et al., 2018, Macrolepiota aberdarense, a new edible mushroom from Kenya. Current Research in Environmental & Applied Mycology. Available at: http://www.creamjournal.org/pdf/CREAM_8_2_9.pdf [Accessed April 11, 2018].
【R3-05024】2018/4/11投稿

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3行まとめ

ケニアのアバーディア・フォレストで採集された菌を検討し、Macrolepiota aberdarenseとして新種記載した。
本種は子実体が大型で黄褐色~帯褐色の小粒状の小鱗片を伴い、中丘が顕著で、担子胞子が小型楕円形であることなどで特徴づけられた。
ITS領域に基づく分子系統解析を実施し、近縁種のM. dolichaulaと形態形質を比較した。
Kenya, Nyeri County, Aberdare National Park, Mathioya Forest Reserve

(新種)

Macrolepiota aberdarense Mbaluto & Otieno
語源…アバーディア産の
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【よく似た種との区別】
Macrolepiota dolichaula
ケニアに分布する
担子器のサイズの範囲が重なる
担子器の小柄の長さが類似している
縁シスチジアのサイズの範囲が重なる
縁シスチジアが無色
縁シスチジアが薄壁
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりケニア以外(タンザニアあるいはコンゴ民主共和国)における分布が知られている
本種と異なり子実体が中型~大型ではなく小型~小中型
本種と異なり襞の間隔が疎ではなく密
本種より柄が短い
本種と異なり柄が白色~類白色ではなく白色~淡黄褐色
本種と異なり柄が類円筒形ではなく円筒形
本種と異なり縁シスチジアが棍棒形~広棍棒形ではなく棍棒形で頂部が丸い
ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される