2016年7月16日 (仮訳)カラカサタケ属菌の分布域がパキスタンの温帯山地林に拡大した Fiaz, M. et al., 2014. Macrolepiota distribution extends to the montane temperate forests of Pakistan. Mycotaxon. Available at: http://www.ingentaconnect.com/content/mtax/mt/2014/00000129/00000001/art00023 [Accessed July 16, 2016]. 【R3-03112】2016/07/16投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ パキスタン、カイバル・パクトゥンクワ州からMacrolepiota dolichaulaおよびM. excoriataの2種をパキスタン新産種として報告した。 両種はともに山地の温帯針葉樹林においてマツ科植物の樹下に発生していた。 本報告によりカラカサタケ属菌の既知の分布域が大幅に拡大することとなった。 (パキスタン新産種) Macrolepiota dolichaula (Berk. & Broome) Pegler & R.W. Rayner 【よく似た種との区別】 Macrolepiota detersa(マントカラカサタケ) ITS領域に基づく分子系統解析で近縁(同じ/macrolepiotaサブクレードに含まれる) ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される (パキスタン新産種) Macrolepiota excoriata (Schaeff.) Wasser 【よく似た種との区別】 Macrolepiota orientiexcoriata ITS領域に基づく分子系統解析で近縁(同じ/macrosporaeサブクレードに含まれる) ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される