(仮訳)ポーランド新産種Macrolepiota olivascens
Jaworska, J., 2010. Macrolepiota olivascens, a new species for Poland. Acta Mycologica. Available at: http://yadda.icm.edu.pl/agro/element/bwmeta1.element.dl-catalog-69099870-0568-4481-ae36-e3c65941eda9/c/am45_a67-72.pdf [Accessed April 14, 2015].
【R3-01735】2015/04/15投稿

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3行まとめ

ポーランドのシフィェンティクシシュ山地西部、ヘンチニ近郊で採集されたMacrolepiota olivascensをポーランド新産種として報告した。
本種の子実体は、若齢のマツ植林地に数本発生していた。
本種は7番目のポーランド産カラカサタケ属菌として報告された。

(ポーランド新産種)

Macrolepiota olivascens Singer & M.M. Moser
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Macrolepiota procera(カラカサタケ)
針葉樹林に発生する
子実体が大型
傘表面がタイル状の鱗片に覆われる
柄の表面が帯褐色の小鱗片に覆われ、特徴的な帯褐色のジグザグ模様になる
味があまり強くなく類似している
臭いがあまり強くなく類似している
担子器が棍棒形
担子胞子が楕円形
傘表皮細胞のサイズが類似している
傘表皮細胞の外見が類似している
柄表皮細胞のサイズが類似している
柄表皮細胞の外見が類似している
本種と異なり針葉樹林だけではなく草地、公園、皆伐地などにも発生する
本種と異なり傘表面が帯緑オリーブ色~帯灰オリーブ色に変色するという特徴を欠く
本種と異なり襞が帯緑オリーブ色~帯灰オリーブ色に変色するという特徴を欠く
本種と異なり担子胞子が4胞子性ではなく(2-)4胞子性
本種より担子胞子が長い
本種より縁シスチジアの幅が広い