2016年8月7日 (仮訳)トルコにおいてCaloplaca persicaに発生した新種、Microsphaeropsis caloplacae Etayo, J. & Yazici, K., 2009. Microsphaeropsis caloplacae sp. nov. on Caloplaca persica in Turkey. Mycotaxon. Available at: http://www.ingentaconnect.com/content/mtax/mt/2009/00000107/00000001/art00033 [Accessed August 6, 2016]. 【R3-03177】2016/08/07投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ トルコ、スィヴァス県においてヤマナラシ属植物に発生したCaloplaca persicaを宿主とする分生子果不完全菌の一種を検討し、Microsphaeropsis caloplacaeとして新種記載した。 本種の分生子殻は宿主の子器盤に完全に埋生し、類球形~洋梨形で孔口を有することなどで特徴づけられた。 本種および類似する地衣生菌を含む検索表を掲載した。 Turkey, Sivas, Center, along the Kızılırmak river (新種) Microsphaeropsis caloplacae Etayo & Yazici 語源…ダイダイゴケ属の 【よく似た種との区別】 Microsphaeropsis lichenicola 地衣生菌である 分生子が楕円形 本種と異なりトルコではなくチリなどに分布する 本種と異なりダイダイゴケ属ではなくゴンゲンゴケ属、ハナビラゴケ属、およびウラミゴケ属地衣などを宿主とする 本種より分生子殻のサイズが大きい 本種より分生子殻の殻壁が厚い 本種より分生子のサイズが小さい 本種より分生子殻の細胞壁が厚い Acaroconium punctiforme 地衣生菌である 本種と異なりダイダイゴケ属ではなくホウネンゴケ属およびSarcogyne属地衣などを宿主とする 本種より分生子殻のサイズが大きい 本種と異なり孔口のカラーが分化する 本種と異なり分生子が楕円形ではなく広楕円形でやや不規則形 Microsphaeropsis olivacea 本種と異なりトルコではなくタイなどに分布する 本種と異なりダイダイゴケ属ではなくDirinaria applanataなどを宿主とする 本種より分生子殻のサイズがずっと大きい 本種より分生子のサイズが小さい