2019年11月21日 (仮訳)分子および形態データによりPezizella ucrainicaがHyphodiscus属に含まれることが示唆された Suija, A. et al., 2018. Molecular and morphological data suggest that the cladoniicolous Pezizella ucrainica belongs to Hyphodiscus (Hyaloscyphaceae, Helotiales). Graphis Scripta. Available at: https://elib.gsu.by/bitstream/123456789/6589/1/Molecular%20and%20morphological.pdf [Accessed November 21, 2019] 【R3-06791】2019/11/21投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ベラルーシおよびスイス産のPezizella ucrainicaを検討し、本種に対して新組み合わせHyphodiscus ucrainicusを提唱した。 本種は従来ウクライナ、ベラルーシ、および極東ロシアから知られており、スイスからの報告は初となった。 本種は様々なハナゴケ属地衣を宿主とし、感染部位は赤色に染まっていたが、宿主の損傷および反応は認められなかった。 (新組み合わせ、スイス新産種) Hyphodiscus ucrainicus (S.Y. Kondr.) Suija, Tsurykau & Diederich 旧名:Pezizella ucrainica S.Y. Kondr. 【よく似た種との区別】 Hyphodiscus hymeniophilus ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり日本における分布が知られている 本種より子嚢果のサイズが大きい 本種より子嚢胞子の幅が広い ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Hyphodiscus theiodeus ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり日本における分布が知られている 本種と異なり子嚢胞子が楕円形ではなく球形 ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Hyphodiscus incrustatus 本種より子嚢胞子が短い