(仮訳)キューバにおいてトウガラシの葉に黄斑を生じるCladosporium subuliformeの形態および系統
Ramos-García, B. et al., 2019. Morphology and phylogeny of Cladosporium subuliforme, causing yellow leaf spot of pepper in Cuba. Mycotaxon. Available at: https://www.ingentaconnect.com/content/mtax/mt/2016/00000131/00000003/art00028 [Accessed January 10, 2021] 【R3-08038】2021/1/10投稿

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3行まとめ

キューバ、ハバナ市においてトウガラシの葉に病害を引き起こしたCladosporium subuliformeを再記載した。
接種試験により本種のトウガラシに対する病原性を確かめた。
本種は分子系統解析ではC. cladosporioides複合種クレードに含まれた。

(その他掲載種)

Cladosporium subuliforme Bensch, Crous & U. Braun
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Cladosporium angustisporum
同じCladosporium cladosporioides複合種に含まれる
形態的に類似している
ITS+EF-1α+Actに基づく分子系統解析で近縁
ITS+EF-1α+Actに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Cladosporium cucumerinum
同じCladosporium cladosporioides複合種に含まれる
同じトウガラシを宿主とする
形態的に類似している
ITS+EF-1α+Actに基づく分子系統解析で近縁
ITS+EF-1α+Actに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Cladosporium cladosporioides
同じCladosporium cladosporioides複合種に含まれる
同じトウガラシを宿主とする
形態的に類似している
本種と異なり分生子柄が錐状でない
本種より分生子形成部位の幅が広い
本種より分生子のへその幅が広い
ITS+EF-1α+Actに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Cladosporium oxysporum
同じCladosporium cladosporioides複合種に含まれる
同じトウガラシを宿主とする
形態的に類似している
ITS+EF-1α+Actに基づく分子系統解析で近縁
本種と異なり分生子柄が結節状および膝折状
ITS+EF-1α+Actに基づく分子系統解析で明瞭に区別される