2019年9月30日 (仮訳)タイ産の新種、Yunnanomyces phoenicisの形態および系統 Zhang, SN. et al., 2019. Morphology and phylogeny of Yunnanomyces phoenicis sp. nov. (Sympoventuriaceae) from Thailand. Asian Journal of Mycology. Available at: http://asianjournalofmycology.org/pdf/AJOM_2_1_12.pdf [Accessed September 30, 2019] 【R3-06636】2019/9/30投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ タイにおいてPhoenix paludosaの落葉から分離されたアナモルフ菌の一種を検討し、Yunnanomyces phoenicisとして新種記載した。 本種は分生子柄が退化的で、分生子が大型褐色で、球形~広楕円形石垣状であることなどで特徴づけられた。 本種は分子系統解析ではY. pandanicolaと姉妹群を形成し、それとは分生子柄や分生子の形態が異なっていた。 Thailand, Ranong, Ngao Mangrove Forest Research Center (新種) Yunnanomyces phoenicis S.N. Zhang & J.K. Liu 語源…ナツメヤシ属の 【よく似た種との区別】 Yunnanomyces pandanicola 分生子が球形~広楕円形 分生子が石垣状 nrLSU+nrSSU+RPB2に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり分生子柄が退化的でない 本種より分生子のサイズが比較的小さい 本種と異なり分生子が褐色でない nrLSU+nrSSU+RPB2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される