(仮訳)複数遺伝子の解析によりScolicosporium minkeviciusiiのフェオスフェリア科における分類学的位置が明らかになった
Wijayawardene, NN. et al., 2013. Multi-Gene Analyses Reveal Taxonomic Placement of Scolicosporium minkeviciusii in Phaeosphaeriaceae (Pleosporales). Cryptogamie, Mycologie. …. Available at: http://www.bioone.org/doi/abs/10.7872/crym.v34.iss2.2013.357 [Accessed April 27, 2014].
【R3-00655】2014/04/28投稿

【お読みください】
大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。

3行まとめ

イタリアで採集されたScolicosporium minkeviciusiiの標本を検討し、エピタイプ指定を行った。
形態学的検討とLSU+SSUに基づく分子系統解析の結果、本種は分生子果不完全菌であり、フェオスフェリア科に含まれると考えられた。
Scolicosporium属の基準種であるS. macrosporiumは別のプレオマッサリア科に含まれると考えられ、属概念の確定にはさらに研究を要するとした。
Italy, Emilia-Romagna, Forlì-Cesena Province, Santa Sofia, Buggiana (Suasia Valley)

(その他掲載種)

Scolicosporium minkeviciusii Treigienė
※本種のエピタイプを指定した。
mycobank_logoSpecies_Fungorum