(仮訳)ブラジル・アマゾン産の発光性の新種、Mycena lamprocephala
Soares, CCB. et al. 2024. Mycena lamprocephala, a new luminescent species from the Brazilian Amazon. Phytotaxa. Available at: https://phytotaxa.mapress.com/pt/article/view/phytotaxa.634.3.1 [Accessed January 21, 2024] 【R3-11356】2024/1/21投稿

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3行まとめ

ブラジル、アマゾナス州で採集された発光きのこの一種を検討し、Mycena lamprocephalaとして新種記載した。
本種は子実体が小型で傘が帯オリーブ褐色、柄に粘性があり、側シスチジアに指状突起があり、縁シスチジアが枝状であることなどで特徴づけられた。
本種は傘および基質中の菌糸体が典型的には緑色に発光し、時に脈動していた。
Brazil, Amazonas State, Municipality of Manaus, upper Cuieiras river reserve – INPA

(新種)

Mycena lamprocephala C. B. Soares & J. S. oliveira
語源…光る頭の(傘の発光性から)
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Mycena aspratilis
形態的に類似している
本種と異なり発光性が知られていない
本種と異なり柄基部に白色粉状の盤を有する
本種と異なり縁シスチジアが円筒形で密な指状突起に覆われる
本種と異なり縁シスチジアが厚壁
本種と異なり柄シスチジアが円筒形
本種と異なり柄シスチジアが厚壁
Mycena lacrimans
発光性が知られている
本種と異なり傘が類白色
本種と異なり柄表面に粘性を持つのではなく乾燥している
本種と異なり側シスチジアを有するのではなく欠く
本種と異なり縁シスチジアの頂部に広いノブ状の突起を有する
本種と傘表皮細胞の形態が異なる
本種と異なり菌糸体に発光性が知られていない