2018年1月2日 （仮訳）新種Neohelicosporium fusisporumおよびNeohelicosporium属における有性世代の初記録 Jayasiri, SC. et al., 2017. Neohelicosporium fusisporum sp. nov. (Tubeufiaceae) and a first record of a sexual morph within Neohelicosporium. Studies in Fungi. Available at: http://www.studiesinfungi.org/pdf/SIF_2_1_24.pdf [Accessed January 2, 2018]. 【R3-04723】2018/1/2投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません（大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため）。 3行まとめ タイ、クラビー県においてアオイ科植物の果実に発生した菌を検討し、Neohelicosporium fusisporumとして新種記載した。 本種は子嚢が二重壁で、子嚢胞子が無色～淡褐色の紡錘形、分生子形成細胞および分生子の幅が狭いことなどで特徴づけられた。 また、本種は従来無性世代しか知られていなかったNeohelicosporium属における初の有性世代の報告となった。 Thailand, Krabi, Thanon Phet Kasem （新種） Neohelicosporium fusisporum Jayasiri & K.D. Hyde 語源…紡錘形の胞子の 【よく似た種との区別】 Neohelicosporium parvisporum ITS+nrLSU+EF1-αに基づく分子系統解析で近縁 ITS+nrLSU+EF1-αに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Tubeufia spp. 有性世代の形態が類似している 本種と異なり子嚢胞子が紡錘形ではなく細長い類紡錘形～円筒形