(仮訳)ベトナム産の新種、Neosporidesmium subramanianii
Mel’nik, VA. & Popov, ES. & Braun, U. 2016. Neosporidesmium subramanianii sp. nov. from Vietnam. Mycosphere. Available at: http://mycosphere.org/pdf/Mycosphere_7_2_6.pdf [Accessed April 11, 2016].
【R3-02825】2016/04/11投稿

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3行まとめ

ベトナムにおいてワセオバナの枯れ葉に生じた菌を検討し、Neosporidesmium subramanianiiとして新種記載した。
本種の形質は属概念によく一致し、分生子形成細胞は単出芽型で有限生長、分生子には異隔壁を有することなどで特徴づけられた。
また、Neosporidesmium属の検索表を掲載した。
Vietnam, Dong Nai Province, Tan Phu District, Cat Tien National Park (Nam Cat Tien Sector), right side of Dong Nai river close to the Park’s Headquarter

(新種)

Neosporidesmium subramanianii Melnik, E.S. Popov & U. Braun
語源…インドの菌学者、C.V. Subramanian氏に献名
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Neosporidesmium macrosporum
分生子形成細胞が単出芽型
分生子形成細胞が有限生長
分生子基部が強く着色する
分生子に異隔壁を有する
本種より分生子柄のサイズがずっと大きい
本種より分生子形成細胞のサイズがずっと大きい
本種と異なり分生子形成細胞が類円筒状円錐形、樽形、瓶形ではなく樽形
本種より分生子が顕著に長い
本種と異なり分生子が倒棍棒形で末端部が短いのではなく倒棍棒形で徐々に先細りになる