(仮訳)インドの菌類相への担子菌の追加
Kumari, B. & Atri, NS., 2013. New additions of basidiomycetous fungi in Indian mycoflora. Mycosphere. Available at: http://mycosphere.org/pdf/MC4_1_No4.pdf [Accessed June 29, 2016].
【R3-03061】2016/06/29投稿

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3行まとめ

インド北西部の各地で見出されたLeucoagaricus属菌の1新種および2新変種を記載した。
L. albidusは水田に叢生し、子実体が類白色で肉が傷つくと黄色~桃色を帯びることなどで特徴づけられた。
L. barsii var. bulbobasilarusおよびL. tener var. brevisporusは基本種とはそれぞれ柄が塊茎状であること、担子胞子が短いことなどで区別された。
Himachal Pradesh, Mandi, Sarkaghat, Bakarta

(新種)

Leucoagaricus albidus B. Kumari & N.S. Atri
語源…白色の(子実体の色から)
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【よく似た種との区別】
Leucoagaricus leucothites(シロカラカサタケ)
子実体の外観がかなり類似している
本種より担子胞子のサイズが大きい
本種と異なり担子胞子に発芽孔を有する
Patiala, Girls Hostel road, Punjabi University Patiala

(新変種)

Leucoagaricus barssii var. bulbobasilarus B. Kumari & N.S. Atri
語源…塊茎状の基部の(柄の基部の形状から)
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【よく似た種との区別】
Leucoagaricus macrorhizus
本変種より子実体のサイズが大きい
本変種と異なり傘が淡黄色ではなく帯褐色
本変種と異なり担子胞子のサイズが大型
本変種と異なり担子胞子に発芽孔を有する
Leucoagaricus americanus(ツブカラカサタケ)
側シスチジアを有する
Leucoagaricus barssii
本変種と異なりインドにおける分布が知られていない
本変種と異なり柄の基部が塊茎状でない
本変種より担子胞子のサイズが小さい
Bakarta, Himachal Pradesh, India

(新変種)

Leucoagaricus tener var. brevisporus B. Kumari & N.S. Atri
語源…短い胞子の
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【よく似た種との区別】
Leucoagaricus tener
肉眼的形質が類似している
顕微鏡的形質が類似している
本変種より担子胞子が長い