2018年6月25日 （仮訳）ロシア極東、サハリン島産の新規および特筆すべき地衣類とその類縁菌類 (2) Ezhkin, AK. & Schumm, F. 2018. New and noteworthy records of lichens and allied fungi from Sakhalin Island, Russian Far East, II. Folia Cryptogamica Estonica. Available at: http://ojs.utlib.ee/index.php/FCE/article/view/fce.2018.55.06 [Accessed June 24, 2018]. 【R3-05248】2018/6/25投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません（大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため）。 3行まとめ ロシア、サハリン島において地衣類の調査を実施し、20種を報告した。 Eopyrenula intermediaをユーラシア大陸新産種、Fauriea orientochinensisおよびHafellia subnexaをロシア新産種としてそれぞれ報告した。 2種の極東ロシア新産種、5種の極東ロシア南部新産種を報告した。 （極東ロシア新産種） Acrocordia cavata (Ach.) R.C. Harris 【よく似た種との区別】 Acrocordia gemmata（ホシゴケモドキ） 本種より被子器のサイズが大きい 本種より子嚢胞子のサイズが大きい （サハリン州新産種） Arthothelium ruanum (A. Massal.) Körb. 【よく似た種との区別】 Arthothelium spectabile（ゴマシオゴケ） 本種ほど子嚢が密に集まりをなして配列しない （サハリン州新産種） Bryobilimbia hypnorum (Lib.) Fryday （サハリン州新産種） Calicium salicinum Pers. サビイロピンゴケ （極東ロシア南部新産種） Caloplaca scotoplaca (Nyl.) H. Magn. 【よく似た種との区別】 Caloplaca crenularia 本種より子器のサイズが大きい 本種と異なり粉子器が黒色でない 本種より子嚢胞子のサイズが大きい （サハリン州新産種） Collema japonicum (Müll. Arg.) Hue ヤマトカワホリゴケ （サハリン州新産種） Diploschistes muscorum (Scop.) R. Sant. ヤドリキッコウゴケ （ユーラシア大陸、ロシア新産種） Eopyrenula intermedia Coppins 【よく似た種との区別】 Eopyrenula leucoplaca 本種と子器の形態が異なる 本種ほど子嚢胞子のうち3隔壁の割合が多くない 本種と”macroconidia”のサイズが異なる 本種と”macroconidia”の隔壁数が異なる （ロシア新産種） Fauriea orientochinensis S.Y. Kondr., X.Y. Wang & Hur