(仮訳)ウクライナ産DiscosiaRobillarda、およびTruncatella属菌の新規データ
Andrianova, TV., 2014. New data on Discosia, Robillarda and Truncatella species (Xylariales, Ascomycota) in Ukraine. Ukrainian Botanical Journal. Available at: http://www.irbis-nbuv.gov.ua/cgi-bin/irbis_nbuv/cgiirbis_64.exe?C21COM=2&I21DBN=UJRN&P21DBN=UJRN&IMAGE_FILE_DOWNLOAD=1&Image_file_name=PDF/UBJ_2014_71_3_17.pdf [Accessed February 9, 2016].
【R3-02641】2016/02/10投稿

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3行まとめ

ウクライナ新産種としてDiscosia circaeaeおよびRobillarda vitisを報告した。
両種はそれぞれCircaea intermediaおよびParthenocissus quinquefoliaの葉に発生した。
また、Truncatella angustataの新宿主としてバージニアヅタを報告した。

(ウクライナ新産種)

Discosia circaeae Lobik
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【よく似た種との区別】
Discosia artocreas
テレオモルフが知られていない
本種より分生子の本体のQ値平均がずっと大きい
本種と異なり分生子の先端から3番目の細胞の長さが他の細胞とそれほど変わらないのではなく最も長い
本種と異なり分生子の付属糸が頂部の隔壁付近ではなく”subtending cell”のほぼ頂部から生じる
Discosia pleurochaeta
テレオモルフが知られていない
分生子の形態が類似している
Discosia brasiliensis
テレオモルフが知られていない
分生子の形態が類似している

(ウクライナ新産種)

Robillarda vitis Prill. & Delacr.
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【よく似た種との区別】
Robillarda sessilis
宿主の葉に発生することがある
本種と異なり枯れ枝、樹皮、種子、殻斗果などにも発生する
Robillarda rhizophorae
本種と異なり葉ではなく根に発生する

(その他掲載種)

Truncatella angustata (Pers.) S. Hughes
※本種の新宿主としてバージニアヅタを報告した。
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【よく似た種との区別】
Pestalotiopsis stevensonii
本種と異なり分生子の基部に付属糸を完全に欠くのではなく有する