2015年3月5日 (仮訳)形態および分子データに基づく中国におけるPicea crassifoliaからのSetomelanomma holmiiの新記録 Wu, Z-Q. et al., 2014. New record of Setomelanomma holmii on Picea crassifolia in China based on morphological and molecular data. Mycotaxon. …. Available at: http://www.ingentaconnect.com/content/mtax/mt/2014/00000128/00000001/art00015 [Accessed March 5, 2015]. 【R3-01613】2015/03/05投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 中国甘粛省で採集されたトウヒ属植物の病原菌、Setomelanomma holmiiを中国新産種として報告した。 本種は子嚢果に剛毛を有し、子嚢が二重壁で、子嚢胞子が広楕円形3隔壁であることなどで特徴づけられた。 本報告はPicea crassifoliaのS. holmiiの宿主としての初報告となり、中国産Setomelanomma属菌の初報告ともなった。 (中国新産種) Setomelanomma holmii M. Morelet 【よく似た種との区別】 Kalmusia spp. 形態的に類似している 本種と異なり子嚢果が成熟時破出性ではなく埋生する 本種と異なり子嚢果頂部に良好に発達した乳頭突起を有する Phaeosphaeria spp. 形態的に類似している 本種と異なりトウヒ属ではなく被子植物を宿主とする 本種と異なり子嚢果に剛毛を欠く 本種と異なり分生子果形成性アナモルフを有する nrSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される