2016年7月19日 (仮訳)パキスタン新産のモエギタケ科菌類 Razaq, A. & Shahzad, S., 2015. New record species of Strophariaceae from Pakistan. FUUAST Journal of Biology. Available at: http://fuuast.edu.pk/biology journal/images/pdfs/June, 2015/02- Abdul Razaq 13-15.pdf [Accessed July 19, 2016]. 【R3-03122】2016/07/19投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ パキスタン新産種としてPanaeolus papilionaceus、P. sphinctrinusおよびStropharia hornemanniiの3種を報告した。 ヒカゲタケ属の2種は襞が直生しかなり密、柄が平滑で、胞子紋が黒色、担子胞子が楕円形平滑であることなどで特徴づけられ、傘の形状および亀裂の有無などで互いに区別された。 一方、S. hornemanniiは傘が凸形~扁平、表面が平滑で粘性を有し、襞が直生しかなり密、つばを有し、不快臭があり、胞子紋が黒色、担子胞子が楕円形平滑であることなどで特徴づけられた。 (パキスタン新産種) Panaeolus papilionaceus (Bull.) Quél. ワライタケ 【よく似た種との区別】 Panaeolus sphinctrinus パキスタンに分布する 本種と異なり傘が初め凸形でのちに扁平なのではなく鐘形で僅かに中高 本種と異なり傘表面に亀裂を欠く (パキスタン新産種) Panaeolus sphinctrinus (Fr.) Quél. 【よく似た種との区別】 Panaeolus papilionaceus(ワライタケ) パキスタンに分布する 本種と異なり傘が鐘形で僅かに中高なのではなく初め凸形でのちに扁平 本種と異なり傘表面に亀裂を有する (パキスタン新産種) Stropharia hornemannii (Fr.) S. Lundell & Nannf. ツヅレタケ ※論文中では学名がStropharia hornimanniiと表記されている。