2016年7月25日 (仮訳)ポーランド、アウグストゥフ・フォレストにおけるSkyttea nitschkeiの新記録 Matwiejuk, A., 2016. New records of Skyttea nitschkei from the Augustów Forest in Poland. Acta Mycologica. Available at: https://pbsociety.org.pl/journals/index.php/am/article/view/am.1078 [Accessed July 25, 2016]. 【R3-03140】2016/07/25投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ポーランド北東部のアウグストゥフ・フォレストにおいて採集されたSkyttea nitschkeiを検討し、本種をポーランド新産種として報告した。 本種はQuercus roburの樹皮に発生したThelotrema lepadinumの地衣体に見出された。 また、アウグストゥフ・フォレスト産の地衣生菌の一覧を掲載した。 (ポーランド新産種) Skyttea nitschkei (Körb.) Sherwood, D. Hawksw. & Coppins 【よく似た種との区別】 Skyttea carboneae 類似の色素を有する 本種と異なりポーランドにおける分布が知られていない 本種と異なりThelotrema lepadinumi>ではなくCarbonea montevidensisを宿主とする 本種より子嚢果のサイズが大きい 本種と異なり果殻が暗い帯赤色ではなく暗い帯赤色~帯黒色 本種と異なり果殻の色素がK+青緑色、帯褐色、紫色ではなくK+明青緑色、帯緑色、帯オリーブ色 本種より子嚢胞子のサイズが小さい 本種と異なり子嚢胞子が狭楕円形ではなく楕円形 本種より果殻の毛が長い 本種と異なり果殻の毛が帯褐色で先端が無色なのではなく帯灰褐色 Skyttea tavaresae 類似の色素を有する 子嚢胞子のサイズの範囲が重なる 本種と異なりポーランドにおける分布が知られていない 本種と異なりThelotrema lepadinumi>ではなくPyrrhospora cf. querneaを宿主とする 本種より子嚢果のサイズが大きい 本種と異なり果殻が暗い帯赤色ではなく外側が無色、帯赤色、紫褐色で内側が灰色、暗灰色、帯褐灰色 本種と異なり子嚢胞子が狭楕円形ではなく狭楕円形~長形 本種より果殻の毛が短い 本種と異なり果殻の毛が帯褐色で先端が無色なのではなく暗い帯灰褐色