2022年10月21日 (仮訳)中国産のCystolepiota属新種 Xu, M-L. et al., 2016. New species of Cystolepiota from China. Mycology. Available at: https://www.tandfonline.com/doi/full/10.1080/21501203.2016.1239231 [Accessed October 21, 2022] 【R3-09987】2022/10/21投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 中国雲南省で採集された菌を検討し、Cystolepiota pseudofumosifoliaとして新種記載した。 本種はC. pseudofumosifoliaと肉眼的・顕微鏡的に類似していたが、担子胞子がより小型であった。 中国産Cystolepiota属菌の検索表を掲載した。 中国雲南省曲靖市師宗県英武山 (新種) Cystolepiota pseudofumosifolia M.L. Xu & R.L. Zhao 語源…偽のCystolepiota fumosifolia 【よく似た種との区別】 Cystolepiota pseudogranulosa(コナカラカサタケモドキ) 中国に分布する 襞が白色 本種と異なり柄が白色で黄褐色を帯びるのではなく白色でくすんだ褐色を帯びる Cystolepiota fumosifolia 肉眼的形態が類似している 縁シスチジアのサイズが類似している 縁シスチジアの形状が類似している 傘表皮の形態が類似している ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 本種より担子胞子のサイズが大きい ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Cystolepiota oregonensis 肉眼的特徴が類似している 本種と異なり子実体が触れたり傷ついたりすると赤褐色を帯びる