(仮訳)インド、ゴア産のDendryphiopsis属およびStauriella属の新種
Pratibha, J., Raghukumar, S. & Bhat, DJ., 2010. New species of Dendryphiopsis and Stauriella from Goa, India. Mycotaxon. Available at: http://www.ingentaconnect.com/content/mtax/mt/2010/00000113/00000001/art00034 [Accessed December 28, 2015].
【R3-02512】2015/12/29投稿

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3行まとめ

インド、ゴア州においてリターから分離された2種のアナモルフ菌を検討し、Dendryphiopsis goanensisおよびStauriella indicaとして新種記載した。
前者は樹皮から分離され、ポリトレト型の分生子形成を行い、分生子形成細胞が末端生あるいは節間生で、分生子柄一体型あるいは独立することなどで特徴づけられた。
後者はココヤシの腐朽仏炎苞から分離され、15-20細胞からなるほぼ無色で小刺状の分生子を形成することなどで特徴づけられた。
Mashem, Canacona, Goa, India

(新種)

Dendryphiopsis goanensis Pratibha, Raghuk. & Bhat
語源…ゴア産の
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【よく似た種との区別】
Dendryphiopsis arbuscula
分生子の隔壁数が3-5
本種より分生子柄のサイズが大きい
本種と異なり分生子形成様式がほとんどの場合ポリトレト型、時にモノトレト型なのではなくモノトレト型
本種と異なり分生子形成細胞が末端生または節間生ではなく末端生
本種より分生子のサイズが大きい
Dendryphiopsis atra
本種より分生子柄のサイズが大きい
本種と異なり分生子形成様式がほとんどの場合ポリトレト型、時にモノトレト型なのではなくモノトレト型
本種と異なり分生子形成細胞が末端生または節間生ではなく末端生
本種より分生子のサイズが大きい
本種と異なり分生子の隔壁数が3-5ではなく2-5
Dendryphiopsis binsarensis
本種より分生子柄のサイズが大きい
本種と異なり分生子形成様式がほとんどの場合ポリトレト型、時にモノトレト型なのではなくモノトレト型
本種より分生子のサイズが大きい
本種と異なり分生子の隔壁数が3-5ではなく4-5
Dendryphiopsis biseptata
本種より分生子柄の幅が広い
本種と異なり分生子形成様式がほとんどの場合ポリトレト型、時にモノトレト型なのではなくモノトレト型
本種より分生子の幅が広い
本種と異なり分生子の隔壁数が3-5ではなく2
Dendryphiopsis fascicularis
本種より分生子柄のサイズが大きい
本種と異なり分生子形成様式がほとんどの場合ポリトレト型、時にモノトレト型なのではなくモノトレト型
本種より分生子のサイズが大きい
本種と異なり分生子の隔壁数が3-5ではなく3-8
Canacona, Goa, India

(新種)

Stauriella indica Pratibha, Raghuk. & Bhat
語源…インドの
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【よく似た種との区別】
Stauriella aquatica
本種と異なり分生子が15-20細胞ではなく4-6細胞からなる
本種より分生子のサイズが小さい
本種と異なり分生子の個々の細胞が無数の刺を有するのではなく2-6つの刺を有する