2020年2月11日 (仮訳)様々な大陸に産したStigmatomyces属新種 Rossi, W. & Weir, A. 2007. New species of Stigmatomyces from various continents. Mycologia. Available at: https://www.tandfonline.com/doi/full/10.1080/15572536.2007.11832610 [Accessed February 11, 2020] 【R3-07038】2020/2/11投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ハエを宿主とするStigmatomyces属のS. benjaminiiなど4新種を記載した。 これらの新種はそれぞれメキシコ、ナミビア、マレーシア、オーストラリアにおいて採集された。 また、これらの新種はそれぞれSpilochroa polita、Trixoscelis namibensis、Neurochaeta parviceps、Zalea minorを宿主としていた。 Mexico, Sonra, Ba. San Carlos (新種) Stigmatomyces benjaminii W. Rossi & A. Weir 語源…故Richard K. Benjamin氏に献名 【よく似た種との区別】 Stigmatomyces aciurae 同じハエ類を宿主とする 本種と異なりSpilochroa politaではなくミバエ科昆虫を宿主とする 本種より細胞IIIの形状がずっと細長い 本種より細胞IVの形状がずっと細長い 本種と付属糸の形態が明らかに異なる Namibia, Homeb, 10 mls ESE Gobabeb (新種) Stigmatomyces munarii W. Rossi & A. Weir 語源…イタリアの昆虫学者、Lorenzo Munari氏に献名 【よく似た種との区別】 Stigmatomyces oecotheae 同じトゲハネバエ科昆虫を宿主とする 本種と異なりナミビアではなく北半球などに分布する 本種と異なりOecothea属昆虫などを宿主とする 本種より細胞Iの形状がずっと細長い 本種と付属糸の形態が異なる Malaysia, Old Bentong Pass, near Gombak, Selangor (新種) Stigmatomyces neurochaetae W. Rossi & A. Weir 語源…Neurochaeta属の 【よく似た種との区別】 Stigmatomyces rugosus 本種より子嚢殻の基部細胞のサイズが小さい Australia, NSW, Seal Rocks (headland) (新種) Stigmatomyces zaleae W. Rossi & A. Weir 【よく似た種との区別】 Stigmatomyces australis 同じハエ類を宿主とする 本種と異なりオーストラリアではなくニュージーランドなどに分布する 本種と異なりニセミギワバエ科ではなくハマベバエ科昆虫などを宿主とする 本種より菌体の全ての部分が長い 本種と異なり子嚢殻頂部が截断状ではなく先細りになる 本種より付属糸が長い 本種と異なり付属糸を構成する細胞数が4ではなく5-10 Stigmatomyces baeopteri 同じハエ類を宿主とする 本種と異なりオーストラリアではなくニュージーランドなどに分布する 本種と異なりニセミギワバエ科ではなくハマベバエ科昆虫などを宿主とする 本種より菌体の全ての部分が長い 本種と異なり子嚢殻頂部が截断状ではなく先細りになる 本種より付属糸が長い 本種と異なり付属糸を構成する細胞数が4ではなく5-10