2023年10月28日 (仮訳)インドネシア新産種、Panus lecomtei Putra, IP., Hermawan, R. & Salman, ABA. 2023. Newly Recorded Panus lecomtei (Fr.) Corner (Basidiomycota: Panaceae) for Indonesia. Makara Journal of Science. Available at: https://scholarhub.ui.ac.id/science/vol27/iss3/1/ [Accessed October 28, 2023] 【R3-11103】2023/10/28投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ インドネシア、西ジャワ州からPanus lecomteiをインドネシア新産種として報告した。 本種は肉眼的にはP. strigellusおよびP. neostrigosusと類似していた。 本種との同定は形態形質と分子データの両方に基づいており、以前インドネシアからP. neostrigosusとして報告された種も本種である可能性が指摘された。 (インドネシア新産種) Panus lecomtei (Fr.) Corner アラゲカワキタケ 【よく似た種との区別】 Panus strigellus 形態的に同一である(容易に混同されうる) 傘の色が同一である 傘の形状が同一である 担子胞子が卵状~楕円形 ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 本種より担子胞子のサイズが僅かに大きい ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Panus neostrigosus 形態的に類似している(識別困難である) 傘が未熟時紫色、成熟時褐色などである 傘表面が密毛に覆われる ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される