(仮訳)Trematosphaeria grisea(シノニム:Madurella grisea)ではなくNigrograna mackinnoniiがラテンアメリカにおける黒色穎粒菌腫の主な原因菌である
Ahmed, SA. et al., 2018. Nigrograna mackinnonii, Not Trematosphaeria grisea (syn., Madurella grisea), Is the Main Agent of Black Grain Eumycetoma in Latin America. Journal of Clinical Microbiology. Available at: https://jcm.asm.org/content/jcm/56/3/e01723-17.full.pdf [Accessed March 5, 2019] 【R3-06008】2019/3/5投稿

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3行まとめ

Trematosphaeria griseaと同定されてきた菌腫の原因菌を検討し、Nigrograna mackinnoniiの誤同定が含まれることを示した。
メキシコにおいて3例が当該種による菌腫を発症し、イトラコナゾール治療によりそのうち2例で臨床的改善を得た。
さらに菌腫患者由来の21菌株を検討し、ラテンアメリカにおける菌腫の原因菌のほとんどが当該種であることを示した。

(その他掲載種)

Nigrograna mackinnonii (Borelli) Gruyter, Verkley & Crous
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