(仮訳)ラッパタケ目菌類 (4):イベリア半島におけるRamaria mediterraneaの新記録
Daniëls, PP. & Pérez-Gorjón, S. 2009. Notas en Gomphales IV. Ramaria mediterranea, nuevas citas para la Península Ibérica. Boletín de la Sociedad Micológica de Madrid. Available at: https://www.researchgate.net/publication/229079134_Notas_en_Gomphales_IV_Ramaria_mediterranea_nuevas_citas_para_la_Peninsula_Iberica [Accessed January 16, 2018].
【R3-04764】2018/1/16投稿

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3行まとめ

スペインの2ヶ所から極めて稀なRamaria mediterraneaを報告した。
本種は森林においてQuercus suber近傍の地上に発生していた。
本報告により、本種の既知の分布域はカスティーリャ・レオン州およびアンダルシア州マラガ県にまで拡張することとなった。

(カスティーリャ・レオン州、マラガ県新産種)

Ramaria mediterranea Schild & Franchi
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【よく似た種との区別】
Ramaria gypsea
イタリアに分布する
本種より担子胞子のサイズが大きい
本種と異なり担子胞子表面が疣状ではなく平滑
Ramaria lacteobrunnescens
イタリアに分布する
本種と異なり菌糸にクランプを欠く
Ramaria pallida
本種と異なり菌糸にクランプを欠く
Ramaria velocimutans
森林に生息する
子実体が白色
担子胞子表面が疣状
菌糸にクランプを有する
本種と異なりスペイン、イタリアではなくアメリカなどに分布する
本種と異なり子実体が非常に老成すると褐色になる
Ramaria verna
肉眼的形態が非常に類似している
顕微鏡的形質が非常に類似している