2019年8月26日 (仮訳)カリフォルニア州南部および中部におけるピナストル酸を含むコガネゴケ属地衣個体群の正体について Kukwa, M. & Knudsen, K. Notes on the identity of Chrysothrix populations (Arthoniales, Ascomycota) containing pinastric acid from southern and central California. Mycotaxon. Available at: https://www.ingentaconnect.com/content/mtax/mt/2011/00000116/00000001/art00046 [Accessed August 26, 2019] 【R3-06528】2019/8/26投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 米国カリフォルニア州の沿岸域で採集された地衣を検討し、Chrysothrix xanthinaと同定した。 本種は主要な成分としてピナストル酸を含むことなどで特徴づけられた。 カリフォルニア産標本の小粒の直径を先行研究における記述と比較した。 (カリフォルニア州沿岸部新産種) Chrysothrix xanthina (Vain.) Kalb 【よく似た種との区別】 Chrysothrix candelaris(コガネゴケ) 形態的に類似している(従来同種と考えられてきた) 本種と異なり熱帯、亜熱帯、温帯ではなく温帯などに分布する 本種より地衣体の小粒のサイズが大きい 本種と異なり主要な地衣成分としてピナストル酸を含むという特徴を欠く 本種と異なり主要な地衣成分としてカリシンを含む Chrysothrix granulosa 同所的に分布する(米国西海岸) 地衣体の形態が類似している(混同のおそれがある) 本種と異なり地衣体に髄層様の層を有する 本種と異なり地衣成分としてカリシンおよびジフラクタ酸を含む