2019年10月30日 (仮訳)エストニアの菌類相の観察 Bresinsky, A. 2006. Observations on Mycobiota in Estonia. Folia Cryptogamica Estonica. Available at: https://epub.uni-regensburg.de/32992/ [Accessed October 30, 2019] 【R3-06724】2019/10/30投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ エストニアで採集された菌を検討し、Melanoleuca pallidicutisとして新種記載した。 また、エストニア新産種としてClitocybe concavaなど5種を報告した。 ルーヌ島において菌類相調査を実施し、採集された種の一覧を掲載した。 Estonia, island of Saaremaa, Koigi Raba near Poide (新種) Melanoleuca pallidicutis Bresinsky 語源…淡色の表皮の(新鮮時の傘の色から) 【よく似た種との区別】 Melanoleuca polioleucea 傘が大型 傘表面が明瞭な粉状でない 本種より傘が暗色 本種と異なり柄基部が塊茎状でない 本種と異なり傘表皮に”secretory hyphae”を有するという特徴を欠く (その他掲載種) Agrocybe pediades (Fr.) Fayod ハタケキノコ (エストニア新産種) Clitocybe concava (Scop.) Gillet (エストニア新産種) Coprinus romagnesianus Singer (エストニア新産種) Cortinarius stillatitius Fr. (エストニア新産種) Leucopaxillus cutefractus Noordel. (エストニア新産種) Paxillus vernalis Watling 【よく似た種との区別】 Paxillus involutus(ヒダハタケ) 発生時期が重なる 本種より発生時期が僅かに遅い傾向がある 本種より傘縁部の内巻きの部分の幅が狭い 本種より柄頂部の幅が狭い 本種と胞子紋の色が僅かに異なる ※この他にルーヌ島に産した新規および特筆すべき菌の一覧を掲載した(ルーヌ島における新宿主の報告も含む)