(仮訳)タスマニア産Megalaria属地衣の観察
Kantvilas, G., 2008. Observations on some Tasmanian species of the lichen genus Megalaria (Lecanorales: Megalariaceae). Muelleria. Available at: https://www.rbg.vic.gov.au/documents/Muelleria_26(2),_p64-71,_Kantvilas,_Observations_on_Megalaria.pdf [Accessed March 21, 2017].
【R3-03859】2017/03/21投稿

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3行まとめ

オーストラリア、タスマニア産の3種のMegalaria属地衣を検討した。
タスマニア州および西オーストラリア州で採集され、広範に分布するとみられた菌を検討し、M. subtasmanicaとして新種記載した。
新組み合わせM. melalomaを提唱し、Catillaria tasmanicai>など3つの学名を本種のシノニムとした。
Australia, Tasmania, Little Fisher River

(新種)

Megalaria subtasmanica Kantvilas
語源…Catillaria tasmanica類似の
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【よく似た種との区別】
Megalaria melaloma
同所的に分布する(タスマニア)
同時に発生することがある
地衣体表面がいくぶん平滑
子器の色素が同一
子実下層が無色
子嚢がビアトラ型に近い
果殻が無色
本種より子実層の丈が低い
本種より子嚢のサイズが小さい
本種と異なり子嚢が2-6胞子性ではなく8胞子性
本種より子嚢胞子のサイズが顕著に小さい

(その他掲載種)

Megalaria laureri (Th.Fr.) Hafellner
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(新組み合わせ)

Megalaria melaloma (Knight) Kantvilas
旧名:Catillaria melaloma (Knight) Zahlbr.
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【よく似た種との区別】
Megalaria subtasmanica
同所的に分布する(タスマニア)
同時に発生することがある
地衣体表面がいくぶん平滑
子器の色素が同一
子実下層が無色
子嚢がビアトラ型に近い
果殻が無色
本種より子実層の丈が高い
本種より子嚢のサイズが大きい
本種と異なり子嚢が8胞子性ではなく2-6胞子性
本種より子嚢胞子のサイズが顕著に大きい