(仮訳)Lachnum winteriの正体について
Šandová, M. 2018. On the identity of Lachnum winteri (Ascomycota, Helotiales). Czech Mycology. Available at: http://www.czechmycology.org/_cmo/CM70205.pdf [Accessed December 15, 2018] 【R3-05768】2018/12/16投稿

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3行まとめ

Lachnum winteriのシンタイプ標本を検討し、本種をAlbotricha属に移した。
本種のレクトタイプ標本を指定した。
また、Velenovskýらによる本種の種概念を検討し、それが不完全な記載を基にしている可能性を指摘した。

(新組み合わせ)

Albotricha winteri (Cooke) Šandová
旧名:Trichopeziza winteri (Cooke) Sacc.
(基礎異名はPeziza winteri Cooke)
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Albotricha albotestacea(トガリケシロヒナノチャワンタケ)
本種と異なり子嚢盤が死んだ状態で帯黄色ではなく淡い帯橙色になる傾向がある
本種と異なり柄基部に類白色の子実体形成菌糸層を伴うという特徴を欠く
本種より托外被層の細胞が厚壁
本種より毛の表面の疣が小さい
本種と異なり毛表面に豊富に沈着物を伴うという特徴を欠く