(仮訳)中国南部、湖南省でコウモリガの一種の幼生から見出された新種Ophiocordyceps xuefengensis
Wen, T-C. et al., 2013. Ophiocordyceps xuefengensis sp. nov. from larvae of Phassus nodus (Hepialidae) in Hunan Province, southern China. Phytotaxa. Available at: http://biotaxa.org/Phytotaxa/article/view/phytotaxa.123.1.2 [Accessed November 10, 2013].
【R3-00006】2013/11/20投稿

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3行まとめ

中国湖南省の雪峰山脈から、コウモリガの一種Phassus nodusの幼生から発生する新種Ophiocordyceps xuefengensisを記載した。
分子系統解析では、本種はシネンシストウチュウカソウ(Ophiocordyceps sinensis) に最も近縁だった。
本種は広義のCordyceps属の中で最大の種となった。
中国湖南省邵陽市洞口県雪峰山脈

(新種)

Ophiocordyceps xuefengensis T.C. Wen, R.C. Zhu, J.C. Kang & K.D. Hyde
語源…雪峰産の
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Ophiocordyceps sinensis
コウモリガ科昆虫を宿主とする
子嚢殻のサイズの範囲が重なる
子嚢胞子が分節して部分胞子にならない
ITS+nrSSU+RPB1に基づく分子系統解析で近縁
本種と宿主種が異なる
本種と異なり生木の幹または根の上部ではなく専ら土壌から発生する
本種より子座が短い
本種と異なり子嚢殻が長卵形ではなく楕円形~卵形
本種より子嚢の幅が広い
本種より子嚢胞子の幅が広い
ITS+nrSSU+RPB1に基づく分子系統解析で明瞭に区別される