(仮訳)イタリアにおいてCampanula rapunculoidesの葉の斑点病を引き起こした新種Paraphoma garibaldii
Guarnaccia, V. et al., 2022. Paraphoma garibaldii sp. nov. causing leaf spot disease of Campanula rapunculoides in Italy. Fungal Systematics and Evolution. Available at: https://www.ingentaconnect.com/contentone/wfbi/fuse/2022/00000009/00000001/art00004 [Accessed August 22, 2022] 【R3-09807】2022/8/22投稿

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3行まとめ

イタリア、ピエモンテ州においてCampanula rapunculoidesに発生した斑点病の病原菌を検討し、Paraphoma garibaldiiとして新種記載した。
本種は分生子殻が褐色剛毛に覆われ、分生子柄が退化的で、分生子が無色類円筒形平滑であり、分子系統解析で独自の系統を形成した。
本種の病原性はコッホの原則に基づき確かめられた。
Italy, Piedmont, Biella

(新種)

Paraphoma garibaldii Guarnaccia, M.L. Gullino & Crous
語源…Angelo Garibaldi教授に献名
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Paraphoma variabilis
ヨーロッパに分布する
分生子のサイズの範囲が重なる
本種と異なりイタリアではなくスペインなどに分布する
本種と異なり植物ではなく糞などに生じる
本種より剛毛が短い
本種と異なり剛毛がほぼ無色
本種と異なりコロニーが帯灰色