(仮訳)ブラジルにおいてGmelina arboreaに生じた暗色不完全糸状菌の新種、Parapyricularia brasiliensis
Silva, AMF. et al., 2005. Parapyricularia brasiliensis, a new dematiaceous hyphomycete on Gmelina arborea from Brazil. Mycotaxon. Available at: https://www.researchgate.net/publication/237705445_Parapyricularia_brasiliensis_a_new_dematiaceous_hyphomycete_on_Gmelina_arborea_from_Brazil [Accessed January 6, 2020] 【R3-06930】2020/1/6投稿

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3行まとめ

ブラジル、ペルナンブーコ州においてGmelina arboreaの葉の斑点に生じた菌を検討し、Parapyricularia brasiliensisとして新種記載した。
本種は同属他種とは分生子柄の長さや枝の数、分生子の長さ、隔壁、突出するへそなどによって区別された。
同属他種がいずれもアジア産であり、宿主もアジアからの移入種であるため、本種もまた移入種であると考えられた。
Brazil, Pernambuco, Universidade Federal Rural de Pernambuco, Recife

(新種)

Parapyricularia brasiliensis A.M.F. Silva, M.A.G. Barbosa, M. Menezes & M.P.S. Câmara
語源…ブラジル産の
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Parapyricularia gymnematis
本種と異なりブラジルではなくアジアなどに分布する
本種と異なり菌糸体が表在性という特徴を欠く
本種と異なり分生子柄が束状をなさないという特徴を欠く
本種より分生子柄のサイズが小さい
本種と異なり分生子柄の基部が膨大しないという特徴を欠く
本種ほど分生子柄の頭部が盛んに分枝しない
本種より分生子が長い
本種と異なり分生子が倒棍棒形ではなく倒棍棒形~倒棍棒状円筒形
本種と異なり分生子のへそが突出するのではなく突出しない
本種と異なり分生子の隔壁数が1-8ではなく1-6
Parapyricularia musae
分生子のへそが突出する
本種と異なりブラジルではなくアジアなどに分布する
本種より分生子柄が長い
本種より分生子柄の幅が狭い
本種より分生子の一次分枝が長い
本種ほど分生子柄の頭部が盛んに分枝しない
本種より分生子が短い
本種より分生子の幅が広い
本種と異なり分生子が倒棍棒形ではなく倒洋独楽形~倒棍棒形
本種と異なり分生子の隔壁数が1-8ではなく1-3