(仮訳)地衣類の新種、Phaeographis fujianensis
Wang X-H, et al., 2013, Phaeographis fujianensis, a new species of lichen. journals.im.ac.cn. Available at: http://journals.im.ac.cn/JWXTCN/ch/reader/view_abstract.aspx?file_no=13010128 [Accessed January 4, 2014].
【R3-00230】2014/01/04投稿

【お読みください】
大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。

3行まとめ

中国・福建省で樹皮上に発生したクロミモジゴケ属のPhaeographis fujianensisを新種記載した。
本種は、近縁種とは比較的子嚢胞子が小さいことや、地衣成分としてスチクチン酸のみを含むことなどで区別された。
中国福建省南平市建甌房道鎮万木林自然保護区

(新種)

Phaeographis fujianensis X.H. Wang, G.B. Shi & Z.F. Jia
中国語名:福建黑文衣
語源…福建産の
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Phaeographis dendroides
形態的に類似している
本種と異なり子器の縁部に白色の部分を持つ
本種と異なり子嚢殻の基部が炭化しない
本種より子嚢胞子のサイズが大きい
本種より子嚢胞子の細胞数が多い(6-12細胞)
本種と異なりスチクチン酸を含まない
本種と異なりコンノルスチクチン酸を含む
Phaeographis brasiliensis
形態的に類似している
本種より子器のサイズが小さい
本種と異なり子嚢殻の基部が炭化しない
本種と異なりノルスチクチン酸を含む