(仮訳)インド、ケララ州、パタナムチッタ地区のチッタ・フォレストの土壌から分離された2新種、Phomopsis indicaおよびCordana chittarae
Sandhya, SA. & Nair, NN. 2021. Phomopsis indica, Cordana chittarae– two new fungal species from the Chittar forest soil, Pathanamthitta, Kerala, India. Journal of Mycopathological Research. Available at: https://imskolkata.org/pdf/sept_21/Sandhya%20Susan%20Vol.59%20(3)%20September%202021.pdf [Accessed October 1, 2023] 【R3-11023】2023/10/2投稿

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3行まとめ

インド、ケララ州の森林土壌から分離された2種の菌を検討し、Phomopsis indicaおよびCordana chittaraeとして新種記載した。
前者は分生子果が分生子層およびスポロドキア状で、側糸を形成することなどで特徴づけられた。
後者は分生子形成細胞が節間生で円筒形、分生子の形態に顕著な変異を有することなどで特徴づけられた。
Chittar forest, Vadasserikkara range of Pathanamthitta district, Kerala state, India

(新種)

Phomopsis indica Sandhya & Neeta
語源…インドの
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【よく似た種との区別】
Phomopsis javanica
アジアに分布する
側糸を有する
本種と異なりインドではなくインドネシアなどに分布する
本種と異なり土壌ではなくアスパラガスなどから分離される
本種と分生子形成細胞のサイズが異なる
本種と分生子形成細胞の色が異なる
本種と分生子形成細胞の隔壁が異なる
本種と異なり側糸が分枝した分生子柄の間から生じるという特徴を欠く
本種とコロニーの形態が異なる
Phomopsis longiparaphysata
アジアに分布する
側糸を有する
本種と異なりインドではなく台湾などに分布する
本種と異なり土壌ではなくブドウなどから分離される
本種と分生子形成細胞のサイズが異なる
本種と分生子形成細胞の色が異なる
本種と分生子形成細胞の隔壁が異なる
本種と異なり側糸が分枝した分生子柄の間から生じるという特徴を欠く
本種とコロニーの形態が異なる
Chittar forest, Vadasserikkara range of Pathanamthitta district, Kerala state, India

(新種)

Cordana chittarae Sandhya & Neeta
語源…チッタ(・フォレスト)の
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