2019年8月6日 (仮訳)ポーランド新産のフウリンタケ類、Calathella eruciformisの系統的位置および形態と生態の新規データ Halama, M. et al., 2019. Phylogenetic placement and new data on the morphology and ecology of Calathella eruciformis (Agaricales, Basidiomycota), a cyphelloid fungus new to Poland. Plant and Fungal Systematics. Available at: https://www.degruyter.com/view/j/pfs.2019.64.issue-1/pfs-2019-0010/pfs-2019-0010.xml [Accessed August 6, 2019] 【R3-06470】2019/8/6投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ポーランド、ポドラシェ県の4ヶ所における調査で見出されたCalathella eruciformisをポーランド新産種として報告した。 分子系統解析の結果、Calathella属およびFlagelloscypha属が単系統群ではないことなどが示された。 また、本種はSphaerobasidioscypha citrisporaと独立した単系統群を形成した。 (ポーランド新産種) Calathella eruciformis (Fr.) D.A. Reid 【よく似た種との区別】 Sphaerobasidioscypha citrispora ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり担子器が棍棒形~くびれるのではなく球状棍棒形で有柄 本種より担子胞子のサイズが大きい 本種と異なり担子胞子が狭楕円形、類円筒形、円筒形、類ソーセージ形ではなくレモン形 本種と異なり子実体表面の毛が先細りになる ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される