(仮訳)台湾産の新種、Piptocephalis formosana
Ho, H-M & Kirk, PM. 2009. Piptocephalis formosana, a new species from Taiwan. Botanical Studies. Available at: https://www.researchgate.net/publication/291845732_Piptocephalis_formosana_a_new_species_from_Taiwan [Accessed July 11, 2017].
【R3-04197】2017/07/11投稿

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3行まとめ

台湾、陽明山国立公園の森林土壌から分離された菌を検討し、Piptocephalis formosanaとして新種記載した。
本種はケカビ属の一種に寄生し、分節胞子嚢が円筒形で(2-)3(-4)つの分節胞子を含むことなどで特徴づけられた。
本種は同属他種とは”head cell”や分節胞子のサイズがより小さい点などが異なっていた。
台湾台北市陽明山国立公園

(新種)

Piptocephalis formosana H.M. Ho & P.M. Kirk
語源…台湾の
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Piptocephalis cruciata
“head cell”が浅裂する
“spore head”に成熟時水滴を伴う
分節胞子嚢中の分節胞子の数が類似している
本種より”head cell”のサイズが大きい
本種と異なり分節胞子嚢あたりの分節胞子の数が(2-)3(-4)ではなく(3-)4-6(-8)
本種より分節胞子のサイズが大きい
Piptocephalis debaryana
“head cell”が浅裂する
“spore head”に成熟時水滴を伴う
分節胞子嚢中の分節胞子の数が類似している
本種より”head cell”のサイズが大きい
本種より分節胞子のサイズが大きい
Piptocephalis freseniana
“head cell”が浅裂する
“spore head”に成熟時水滴を伴う
分節胞子嚢中の分節胞子の数が類似している
本種と異なり胞子嚢柄が3-4叉ではなく2叉分岐する
本種より”head cell”のサイズが大きい
本種より分節胞子のサイズが大きい