(仮訳)ある男性において最初の接触から44年後に発症した狡猾な菌、Pleurostomophora richardsiae:症例報告および文献レビュー
Levenstadt, JS. et al. 2012 Pleurostomophora richardsiae – an insidious fungus presenting in a man 44 years after initial inoculation: A case report and review of the literature. Canadian Journal of Infectious Diseases and Medical Microbiology. Available at: https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3476552/ [Accessed December 14, 2023] 【R3-11243】2023/12/14投稿

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3行まとめ

ガイアナ出身の54歳男性に発症した右膝蓋骨の皮下結節を検討し、病原菌をPleurostomophora richardsiaeと同定した。
患者は10歳の時に木から落下してこの部位に負傷していたが無治療のままであり、近年腫脹が顕著となっていた。
本病原菌の症例報告を文献レビューにより特定したが、本報告は初回接触から44年もの長期間を経て発症した唯一の症例であった。

(その他掲載種)

Pleurostomophora richardsiae (Nannf.) L. Mostert, W. Gams & Crous
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