2015年10月29日 (仮訳)インド産の新属Proliferosphaera Devi, TP. et al., 2012. Proliferosphaera, a new genus from India. Indian Phytopathology. … Available at: http://epubs.icar.org.in/ejournal/index.php/IPPJ/article/view/25422 [Accessed October 28, 2015]. 【R3-02328】2015/10/29投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ インドにおいてトウガラシに実腐れ症状を引き起こした菌を検討し、新属新種Proliferosphaera capsiciとして記載した。 本種は半埋生する黒色の分生子殻を形成し、分生子形成様式が内生出芽型で、分生子が細胞全体の異なる部位から同時に生じることなどで特徴づけられた。 分子系統解析では、本種は既知のどのスフェロプシス目の属の系統にも含まれなかった。 Sardar Krushinagar, Gujarat, India (新種) Proliferosphaera capsici Prameela 語源…(属名)多産の球/(種小名)トウガラシ属の 【よく似た種との区別】 Capitorostrum spp. 分生子柄を欠く 分生子に油滴を欠く 本種と異なり分生子果が半埋生~埋生するのではなく表在性 本種と異なり分生子果の孔口が複数ではなく単一 本種と異なり分生子形成細胞がアンプル形~樽形ではなくアンプル形 本種より分生子のサイズが小さい Cryptosporiopsis spp. 分生子柄を欠く ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり分生子果の孔口が複数ではなく単一 本種と異なり分生子形成細胞がアンプル形~樽形ではなく円筒形 本種より分生子のサイズが大きい 本種と異なり分生子が類球形~楕円形ではなく楕円形または直線状 ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Dwiroopa spp. 分生子果が半埋生~埋生する 分生子柄を欠く 分生子形成様式が全出芽型 本種と異なり分生子果に孔口を欠く 本種と異なり分生子形成細胞がアンプル形~樽形ではなく長方形またはアンプル形 本種と異なり分生子に2型を有する Phoma spp. 分生子果が半埋生~埋生する 分生子果に複数の孔口を有することがある 分生子形成様式が内生出芽型 分生子に油滴を欠く ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり分生子果が黒色ではなく褐色 本種と異なり分生子柄を時に有することがある 本種と異なり分生子が類球形~楕円形ではなく球形、楕円形、紡錘形、円筒形など 本種と異なり分生子に1隔壁を有することがある ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Phomopsis spp. 分生子果に複数の孔口を有することがある 分生子形成様式が内生出芽型 分生子に隔壁を欠く ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり分生子果が埋生~半埋生ではなく埋生する 本種と異なり分生子果が黒色ではなく褐色 本種と異なり分生子柄を有する 本種と異なり分生子形成細胞が分離していることが稀 本種と異なり分生子形成細胞がアンプル形~樽形ではなく円筒形 本種と異なり分生子に2型を有する ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Endothiella spp. 分生子果に複数の孔口を有することがある ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり分生子果が黒色ではなく帯赤色 本種と異なり分生子柄を有する 本種より分生子のサイズが小さい 本種と異なり分生子が類球形~楕円形ではなく楕円形 本種と異なり分生子に油滴を有することがある ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される