2023年6月19日 (仮訳)インド、ケララ州産の新種Pseudobaeospora lavendulamellata Arnolds, EJM., Leelavathy, KM. & Manimohan, P. 2004. Pseudobaeospora lavendulamellata, a new species from Kerala, India. Persoonia. Available at: https://repository.naturalis.nl/pub/531731/PERS2004018003014.pdf [Accessed June 19, 2023] 【R3-10710】2023/6/19投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ インド、ケララ州で採集された菌を検討し、Pseudobaeospora lavendulamellataとして新種記載した。 本種は子実体が帯紫色であり、傘表皮が糸状被であり、KOH中で淡い帯青緑色になることで特徴づけられた。 本種は最も近縁とみられるP. pyriferaとは担子胞子のサイズや縁シスチジアの形状、傘表皮の構造などが異なっていた。 India, Kerala State, Calicut University Campus (新種) Pseudobaeospora lavendulamellata Arnolds, Leelav. & Manim. 語源…紫色の襞の 【よく似た種との区別】 Pseudobaeospora pyrifera 子実体が帯紫色 子実体が比較的頑丈である 縁シスチジアを有する 傘表皮がKOHで緑変する 本種と異なりインドではなくドイツなどに分布する 本種より担子胞子のサイズが小さい 本種と異なり担子胞子が球形 本種と異なり縁シスチジアが広棍棒形 本種と異なり傘表皮が毛状被ではなく鎖生する膨大した細胞からなる Pseudobaeospora jamonii 担子胞子の長さが類似している 縁シスチジアが多形である 本種と異なりインドではなくイタリアなどに分布する 本種より子実体が帯赤色~帯紫色である 本種より傘のサイズが小さい 本種より柄のサイズが小さい 本種と異なり傘表皮が毛状被ではなく平行菌糸被である