(仮訳)中央インド産の葉生息性菌類の新種、Pseudocercospora lamaticola
Surywanshi, J., Rai, AN. & Dar, RA., Pseudocercospora lamaticola A New Sp. of Foliicolous Fungi from Central India. Madhya Bharti Journal of Science. Available at: http://www.dhsgsu.ac.in/userfiles/mbjsv60i1pg26to30.pdf [Accessed June 24, 2017].
【R3-04147】2017/06/25投稿

【お読みください】
大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。

3行まとめ

インド、マディヤ・プラデーシュ州で採集された葉生息性菌の一種を検討し、Pseudocercospora lamaticolaとして新種記載した。
本種はツルハグマ属植物の一種に発生し、葉に球形~不規則形の斑点を生じた。
本種と、同属の植物を宿主とする台湾産の2種との形質比較表を掲載した。
Balaghat, Madhya Pradesh, India

(新種)

Pseudocercospora lamaticola
※本種は2017年6月24日現在、MycoBank/Species fungorumに登録されていない,

【よく似た種との区別】
Pseudocercospora blumeae
同じツルハグマ属植物を宿主とする
葉の斑点が葉の下面に生じる
本種と異なりインドではなく台湾などに分布する
本種と異なり葉に斑点を生じないか不明瞭
本種と異なり子座を欠く
本種より分生子柄のサイズが小さい
本種と異なり分生子柄が帯オリーブ褐色ではなく褐色で頂部が淡色
本種と異なり分生子が淡オリーブ褐色ではなくほぼ無色~淡い帯オリーブ褐色
本種と異なり分生子が直線状~屈曲状ではなく直線状~僅かに屈曲する
Pseudocercospora blumeae-balsamiferae
同じツルハグマ属植物を宿主とする
葉の斑点の幅の範囲が類似している
分生子柄が分枝しない
分生子のサイズの範囲が重なる
本種と異なりインドではなく台湾などに分布する
本種と異なり葉の斑点が葉の下面ではなく主に上面に生じる
本種と異なり葉の斑点が暗褐色ではなく帯黄褐色~帯赤褐色
本種と異なり葉の斑点が円形~不規則形ではなく類円形~不規則形
本種より子座の直径が大きい
本種と異なり子座が暗褐色~ほぼ黒色ではなく暗褐色
本種より分生子柄が最大12ではなく最大25の束をなす
本種より分生子柄のサイズが小さい
本種と異なり分生子柄が帯オリーブ褐色ではなく淡褐色~褐色
本種と異なり分生子柄が2-3隔壁からなるのではなく1-3
本種より分生子が長い
本種より分生子の幅が狭い
本種と異なり分生子が淡オリーブ褐色ではなく淡い帯オリーブ色~褐色
本種と異なり分生子が直線状~屈曲状ではなく直線状~僅かに屈曲する
本種と異なり分生子の隔壁数が1-7ではなく3-14