(仮訳)米国北西部の亜高山生息地においてリュウキンカ属植物に発生したPuccinia areolataP. treleasianaおよびP. gemella
Tymon, LS., Glawe, DA. & Johnson, DA., 2015. Puccinia areolata, P. treleasiana, and P. gemella on Marshmarigold (Caltha spp.) in subalpine habitats in Northwestern United States. North American Fungi. Available at: https://www.pnwfungi.org/index.php/pnwfungi/article/view/1420 [Accessed November 7, 2015].
【R3-02359】2015/11/08投稿

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3行まとめ

米国北西部の亜高山帯においてリュウキンカ属植物に発生した3種のさび菌を比較検討した。
Puccinia areolataはワシントン州、P. gemellaはアイダホ州、P. treleasianaはモンタナ州およびワイオミング州において見出された。
調査地においてさび菌の発生率は0.001-0.01%未満と低く、罹病部面積に基づく重症度は低~中程度であった。

(その他掲載種)

Puccinia areolata Dietel & Holw.
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【よく似た種との区別】
Puccinia treleasiana
米国北西部に分布する
同じリュウキンカ属植物を宿主とする
冬胞子堆が宿主の表皮から明瞭に破出する
冬胞子が楕円形
本種より冬胞子が短い
Puccinia gemella
米国北西部に分布する
同じリュウキンカ属植物を宿主とする
冬胞子堆が宿主の表皮から明瞭に破出する
本種より冬胞子のサイズがずっと小さい

(その他掲載種)

Puccinia gemella Dietel & Holw.
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【よく似た種との区別】
Puccinia areolata
米国北西部に分布する
同じリュウキンカ属植物を宿主とする
冬胞子堆が宿主の表皮から明瞭に破出する
本種より冬胞子のサイズがずっと大きい
Puccinia treleasiana
米国北西部に分布する
同じリュウキンカ属植物を宿主とする
冬胞子堆が宿主の表皮から明瞭に破出する
冬胞子のサイズの範囲が重なる
本種と異なり冬胞子が紡錘形または鈍頭紡錘形でない
本種より冬胞子の隆起の直径が小さい

(その他掲載種)

Puccinia treleasiana Pazschke
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【よく似た種との区別】
Puccinia areolata
米国北西部に分布する
同じリュウキンカ属植物を宿主とする
冬胞子堆が宿主の表皮から明瞭に破出する
冬胞子が楕円形
本種より冬胞子が長い
Puccinia gemella
米国北西部に分布する
同じリュウキンカ属植物を宿主とする
冬胞子堆が宿主の表皮から明瞭に破出する
冬胞子のサイズの範囲が重なる
本種と異なり冬胞子が紡錘形または鈍頭紡錘形
本種より冬胞子の隆起の直径が大きい