2024年2月9日 （仮訳）海産のホヤ、Halocynthia papillosaから分離された新属新種Rambellisea gigliensisおよびRambellisea halocynthiae Braconcini, M. et al. 2024. Rambellisea gigliensis and Rambellisea halocynthiae, gen. et spp. nov. (Lulworthiaceae) from the Marine Tunicate Halocynthia papillosa. Journal of Fungi. Available at: https://www.mdpi.com/2309-608X/10/2/127 [Accessed February 9, 2024] 【R3-11415】2024/2/9投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません（大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため）。 3行まとめ 中央ティレニア海で採集されたホヤの一種、Halocynthia papillosaから分離されたルルワーシア目の15菌株を検討した。 新属新種Rambellisea gigliensisおよびR. halocynthiaeの2種を記載した。 本報告は動物からルルワーシア目菌類を分離した初の報告となった。 Italy, Tuscany, Mediterranean Sea, Giglio Island (Grosseto), Punta Gabbianara （新種） Rambellisea gigliensis Pasqualetti & Braconcini 語源…（属名）イタリアの菌学者Angelo Rambelli氏に献名+海/（種小名）ジリオ（島）産の 【よく似た種との区別】 Rambellisea halocynthiae 同所的に分布する（イタリア） 海生菌である 同じホヤの一種、Halocynthia papillosaから分離される ITS+nrSSU+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり菌糸が特徴的に膨大するという特徴を欠く 本種と異なり厚壁胞子を有するのではなく欠く ITS+nrSSU+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Italy, Tuscany, Mediterranean Sea, Giglio Island (Grosseto), Punta Gabbianara （新種） Rambellisea halocynthiae Pasqualetti & Braconcini 語源…マボヤ属の 【よく似た種との区別】 Rambellisea gigliensis 同所的に分布する（イタリア） 海生菌である 同じホヤの一種、Halocynthia papillosaから分離される ITS+nrSSU+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり菌糸が特徴的に膨大する 本種と異なり厚壁胞子を欠くのではなく有する ITS+nrSSU+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される