(仮訳)従来Acrodictys属に含まれていた1種に対する不完全糸状菌の新属、Ramoacrodictys
Zhao, G-Z., Tian, Y-H. & Liu, X-Z. 2009. Ramoacrodictys, a new hyphomycete genus for one species previously accommodated in Acrodictys. Sydowia. Available at: https://www.researchgate.net/publication/289771728_Ramoacrodictys_a_new_hyphomycete_genus_for_one_species_previously_accommodated_in_Acrodictys [Accessed February 24, 2020] 【R3-07075】2020/2/24投稿

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3行まとめ

Acrodictys malabaricaに対して新属Ramoacrodictysを提唱した。
本種はインドから記載されたが、原記載とともに中国においてホウライチク属植物に生じた標本を検討した。
中国産の標本はインド産の標本由来の記載とは、分生子柄の形状や分生子の表面性状などが僅かに異なっていた。

(新組み合わせ)

Ramoacrodictys malabarica (Subram. & Bhat) G.Z. Zhao
旧名:Acrodictys malabarica Subram. & Bhat
語源…枝のAcrodictys属(分生子柄が分枝することから)
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Acrodictys bambusicola
分生子柄が分化分生子柄である
分生子柄が直立する
分生子形成様式が全出芽型
分生子が石垣状
本種と異なり分生子柄が分枝するのではなく分枝しない
Mystrosporiella litseae
分生子柄が分枝する
分生子が石垣状
本種と異なり分生子柄が頂部付近で分枝する
本種と異なり分生子形成細胞が多出芽型でシンポジオ状
Ulocladium spp.
分生子が倒卵状または洋梨形
分生子表面が平滑または小疣状
分生子が石垣状
本種と分生子柄の形態が異なる
本種と分生子形成様式が異なる