(仮訳)イラン産の新種、Ramularia uredinicola
Khodaparast, A. & Braun, U. 2005. Ramularia uredinicola – a new species from Iran. Mycotaxon. Available at: https://www.researchgate.net/publication/270719516_Ramularia_uredinicola_-_A_new_species_from_Iran [Accessed November 5, 2019] 【R3-06743】2019/11/5投稿

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3行まとめ

イラン、ギーラーン州においてヤナギに寄生したMelampsora属さび菌に生じた菌を検討し、Ramularia uredinicolaとして新種記載した。
本種は宿主の夏胞子堆に生じ、菌叢が成熟時桃色または帯赤色になることなどで特徴づけられた。
本種は同じくヤナギ属植物に生じたり、さび菌を宿主としたりする同属他種とは菌叢の色または分生子柄の形態などで区別された。
Iran, Province Guilan, Sumaehsara

(新種)

Ramularia uredinicola Khodap. & U. Braun
語源…夏胞子堆に生息する
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Ramularia rosea
ヤナギ属植物においてMelampsora属さび菌と同時に生じることがある
菌叢が成熟すると桃色または帯赤色
本種と異なりMelampsora属さび菌ではなくヤナギ属植物などを宿主とする
本種と異なり分生子柄が単生するという特徴を欠く
本種より分生子柄がずっと短い
本種と異なり分生子柄が時に分枝するという特徴を欠く
Ramularia uredinis
同じMelampsora属さび菌を宿主とする
宿主の夏胞子堆に生じる
本種と異なり菌叢が成熟すると桃色または帯赤色になるのではなく類白色
本種より分生子柄がずっと短い
本種と異なり分生子柄が時に分枝するのではなく分枝しない
Ramularia coleosporii
さび菌を宿主とする
本種と異なり菌叢が成熟すると桃色または帯赤色になるのではなく常に白色
Ramularia uredinearum
さび菌を宿主とする
本種と異なり菌叢が成熟すると桃色または帯赤色になるのではなく常に白色