(仮訳)ブラジル・アマゾン産のフウリンタケ型菌類の新種、Rectipilus stromatoides
Gorjón. SP. & de Jesus. MA., 2014 Rectipilus stromatoides sp. nov. (Agaricales, Basidiomycota), a new cyphelloid fungus from the Brazilian Amazon. Mycosphere. Available at: http://www.mycosphere.org/pdfs/Mycosphere_5_2_12.pdf [Accessed April 30, 2014].
【R3-00666】2014/04/30投稿

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3行まとめ

ブラジル・アマゾンの熱帯雨林で材に発生した菌を、Rectipilus stromatoidesとして新種記載した。
本種は帯桃色の子座状の構造を形成することや、担子胞子のサイズ、シスチジオールの存在などで特徴づけられた。
本種を同属の他種と比較するとともに、シロヒメツツタケ属菌の検索表を掲載した。
Brazil, Amazonas, Manaus, Reserva Florestal A. Ducke

(新種)

Rectipilus stromatoides Gorjón
語源…子座のような(子実体が子座の上に形成されることから)
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Rectipilus erubescens
子実体が淡いばら色
顕微鏡的形質が類似している
担子胞子がやや厚壁
表面の菌糸が屈曲する
表面の菌糸がデキストリノイドでない
本種と異なりブラジルではなくザンビアに分布する
本種と異なり子実体が顕著な子座の上に形成されるという特徴を欠く
本種より担子胞子のサイズが大きい
本種と異なりシスチジオールを欠く
本種より表面の菌糸の屈曲の程度が通常低い
Rectipilus natalensis
子実体が筒状
表面の菌糸が螺旋状に屈曲する
表面の菌糸がデキストリノイドでない
本種と異なりブラジルではなく南アフリカに分布する
本種と異なり子実体が顕著な子座の上に形成されるという特徴を欠く
本種より子実体のサイズが大きい
本種と異なり子実体が帯黄色
本種より担子胞子のサイズが小さい
本種と異なり担子胞子が厚壁ではなく薄壁
本種と異なりシスチジオールを欠く