2016年1月19日 (仮訳)ブルガリア産イグチ属Appendiculati節の改訂およびバルカン産の種の検索表 Assyov, B., 2012. Revision of Boletus section Appendiculati (Boletaceae) in Bulgaria with a key to the Balkan species. Turkish Journal of Botany. Available at: http://journals.tubitak.gov.tr/botany/issues/bot-12-36-4/bot-36-4-13-1104-10.pdf [Accessed January 19, 2016]. 【R3-02577】2016/01/19投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ブルガリアで採集されたイグチ属Appendiculati節の5種を検討した。 各種について記載文、生息環境、生態、フェノロジー、分布などに関する情報を掲載した。 また、バルカン産の種を含む検索表を掲載した。 (その他掲載種) Boletus appendiculatus Schaeff. 【よく似た種との区別】 Boletus fuscoroseus ブルガリアに分布する 孔口が傷つくと青変する 肉が空気に触れると顕著に青変する 本種と異なり傘が淡褐色~暗褐色ではなく帯桃色、汚桃色、ベージュ色、または桃色か赤色を帯びる黄褐色 (その他掲載種) Boletus fechtneri Velen. (その他掲載種) Boletus fuscoroseus Smotl. 【よく似た種との区別】 Boletus appendiculatus ブルガリアに分布する 孔口が傷つくと青変する 肉が空気に触れると顕著に青変する 本種と異なり傘が帯桃色、汚桃色、ベージュ色、または桃色か赤色を帯びる黄褐色ではなく淡褐色~暗褐色 Boletus speciosus(アカジコウ) 形態的に類似している(混同されてきた) 本種と異なりヨーロッパではなく北米などに分布する Boletus regius ブルガリアに分布する 肉の性質が類似している 味が類似している 本種と異なり管孔が初め垂生するという特徴を欠く 本種と異なり管孔が青変するという特徴を欠く 本種と異なり柄が膨大しない 本種と異なり肉が青変するという特徴を欠く Boletus aereus(ススケイグチ) 肉の性質が類似している 味が類似している 本種と傘の色が異なる 本種と異なり管孔が初め垂生するという特徴を欠く 本種と異なり柄が膨大しない (その他掲載種) Boletus regius Krombh. 【よく似た種との区別】 Boletus subappendiculatus ブルガリアに分布する 管孔が傷ついても青変しない 肉がほとんど青変しない 本種と異なり広葉樹ではなく針葉樹を宿主とする 本種と異なり傘が桃色、桃赤色、帯赤色ではなくベージュ色、帯黄褐色、黄褐色 Boletus fuscoroseus ブルガリアに分布する 肉の性質が類似している 味が類似している 本種と異なり管孔が初め垂生する 本種と異なり管孔が青変する 本種と異なり柄が膨大する 本種と異なり肉が青変する (その他掲載種) Boletus subappendiculatus Dermek, Lazebn. & J. Veselský 【よく似た種との区別】 Boletus regius ブルガリアに分布する 管孔が傷ついても青変しない 肉がほとんど青変しない 本種と異なり針葉樹ではなく広葉樹を宿主とする 本種と異なり傘がベージュ色、帯黄褐色、黄褐色ではなく桃色、桃赤色、帯赤色