(仮訳)アーバスキュラー菌根研究におけるモデル菌類、Rhizophagus irregularisは2型の胞子を形成する
Kokkoris, V. et al. 2023. Rhizophagus irregularis, the model fungus in arbuscular mycorrhiza research, forms dimorphic spores. New Phytologist. Available at: https://nph.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/nph.19121 [Accessed October 1, 2023] 【R3-11022】2023/10/1投稿

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3行まとめ

アーバスキュラー菌根菌のモデル生物であるRhizophagus irregularisについて形態学的検討および分子系統解析を実施した。
本種が2つの異なる形態の胞子を形成することを見出し、片方は本種の原記載、もう片方はR. fasciculatusの表現型に一致することを示した。
2種類の胞子は色や形状、壁厚、呈色反応などで容易に区別され、塩基配列もほぼ一致したが、従来の研究において混乱を引き起こしていた可能性が指摘された。

(その他掲載種)

Rhizophagus irregularis (Blaszk., Wubet, Renker & Buscot) C. Walker & A. Schüßler
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