2023年12月2日 （仮訳）沿海地方およびサハリン島で採集されたロシア極東南部における新産種、Rinodina bischoffii Galanina, IA. et al. 2023. Rinodina bischoffii (Physciaceae, lichenized Ascomycota), a new species for the Southern Russian Far East from Primorsky Krai and Sakhalin Island. Biota and Environment of Natural Areas Available at: https://www.biosoil.ru/files/fscpublications/biota/00002612.pdf [Accessed December 2, 2023] 【R3-11206】2023/12/2投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません（大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため）。 3行まとめ ロシア極東南部における新産種として沿海地方およびサハリン島からRinodina bischoffiiを報告した。 本種の肉眼的・顕微鏡的形態、生態、分布、近縁種との差異などについて記述した。 また、ブリヤート共和国およびサハ共和国産の標本を検討し、本種をブリヤート共和国のオキンスキー地区からも初めて報告した。 （沿海地方、サハリン州、オキンスキー地区新産種） Rinodina bischoffii (Hepp) A. Massal. 【よく似た種との区別】 Rinodina guzzinii 本種より地衣体が発達している 本種より子嚢胞子のサイズが大きい 本種と異なり子嚢胞子の両端が楕円形ではなく両端が丸い Rinodina castanomelodes 形態的に類似している 本種と異なり地衣体が良好に発達する 本種と異なり地衣体縁部がほぼ裂片状である 本種より子器のサイズが大きい 本種と異なり子嚢胞子の両端が楕円形ではなく両端が広く丸い Rinodina calcigena 本種より子嚢胞子のサイズが大きい 本種と異なり子嚢胞子が広楕円形である 本種と異なり子嚢胞子の”thin canal”が速やかに消失し未熟な無色の胞子は”bipolar”に見える