2016年2月21日 (仮訳)Russula camarophyllaおよび新規の肉眼的呈色反応 Battistin, E., 2012. Russula camarophylla and new macrochemical reactions. Field Mycology. Available at: http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1468164111000533 [Accessed February 21, 2016]. 【R3-02674】2016/02/21投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ イギリスおよびアイルランドのチェックリストに掲載されていない非常に稀な種、Russula camarophyllaの呈色反応について検討した。 様々な試薬を用い、本種とR. archaeosuberisの識別ができるかどうか検討した。 しかし、硫酸鉄、フェノール、水酸化カリウムに対する反応はほぼ同一であり、さらなる検討が必要であった。 (その他掲載種) Russula camarophylla Romagn. 【よく似た種との区別】 Russula archaeosuberis イタリアに分布する 森林に生息する 硫酸鉄に対する呈色反応がほぼ同一 フェノールに対する呈色反応がほぼ同一 水酸化カリウムに対する呈色反応がほぼ同一 本種と異なりヨーロッパグリ・ヨーロッパブナ林ではなく温暖なオーク林に生息する 本種と異なり襞がやや垂生ではなく直生する 本種と異なり襞の間隔が疎ではなく中程度に密 本種と異なり傘表皮の菌糸の末端細胞が膨大しない 本種と異なり傘下表皮の菌糸の末端細胞が膨大しない